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子どもがむし歯になりやすい原因は?~むし歯を進行させないためにできること~

こんにちは。
東武練馬駅から徒歩1分の歯医者【とくまるタウン歯科】です。
 
子どものむし歯の8割以上が、奥歯の噛む面や側面に生じるくぼみ「小窩裂溝(しょうかれっこう)」から発生していることをご存じでしょうか?
 
子どもが自分で歯磨きを行う場合、奥歯に歯ブラシが届きにくく、磨き残しが生じてしまいます。
特に、6歳ごろに初めて生える永久歯の第1大臼歯「6歳臼歯」は、非常にむし歯になりやすい歯であるといわれています。
6歳臼歯はゆっくり生えてくるため、生えはじめのころはほかの歯にくらべて高さが低く、磨きにくいためです。
 
そこで今回は「子どもがむし歯になりやすい原因」と「ご自宅でできるむし歯予防」について解説します。
 
 

子どもがむし歯になりやすい原因とは?

乳歯はエナメル質が少ない

エナメル質とは、歯の一番外側の硬い層のことをいいます。
しかし、乳歯のエナメル質は、永久歯にくらべると厚さが約半分ほどで、薄く柔らかい状態です。
そのため、むし歯になると一気に進行して、神経に達するスピードが早いとされています。
 

歯磨きが不十分

歯の表面につく汚れ「プラーク(歯垢)」1mgの中には、約1億個もの細菌が存在しています。


(出典:厚生労働省e-ヘルスネット「歯周病とは」より) >

その中に含まれる代表的なむし歯菌は「ミュータンス菌」といわれ、糖を摂取・分解することで「酸」を作り出し、歯を溶かす原因となります。
子どもの歯磨きだけでは、歯ブラシが奥歯まで届かずに十分にプラーク(歯垢)を除去することが難しいため、保護者の方の「仕上げ磨き」が重要な役割をはたします。
 

ダラダラと間食をする

甘いおやつを長い時間をかけて食べ続けている状態は、むし歯のリスクが高い状態を持続しているといえます。
唾液には、細菌が作り出した酸を中和し、脱灰した歯を再石灰化によって元の状態に戻す働きがありますが、ダラダラと食べ続けることにより、その働きが追いつかなくなるのです。
 
 

むし歯の進行をストップ!家庭でできる3つの工夫

今日からご家庭でできる、むし歯を進行させないための工夫をお伝えします。
 

おやつの時間を決める

ダラダラと甘いものを食べ続けるのではなく、時間を決めて食べましょう。
小さな子どもは、食事以外にもおやつで栄養素を摂取する必要がありますが、毎日決まった時間に決まった量を与えることが大切です。
 

正しい仕上げ磨き

歯科医院で、子どもの年齢や歯の状態に応じた仕上げ磨きの指導を受けましょう。
永久歯が生え揃うまでの期間は歯の生え変わりもあり、汚れが付着しやすくむし歯のリスクが高い状態といえます。
子どもの歯磨きだけにまかせるのではなく、就寝前の仕上げ磨きを習慣化させることをおすすめします。
 

就寝前の飲食を避ける

寝る前の2時間以内の飲食を控えることも重要です。
入眠中は唾液の分泌量が低下し、食べものにより酸性となったお口の中が中性に戻りにくく、むし歯になりやすい状態となります。
 
 

お子さまのむし歯は小児歯科がある【とくまるタウン歯科】にご相談ください

東武練馬駅から徒歩1分の歯医者【とくまるタウン歯科】では、むし歯や予防のためのケア・治療をサポートいたします。
健康な歯を守るために、疑問点や不安なことなどがございましたら、お気軽にご相談ください。
 
当院は、東武練馬駅から徒歩1分、バス停留所「東武練馬駅」から徒歩30秒と、通院しやすい歯科医院です。

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キッズスペースがあるため、小さなお子さまも安心してお過ごしいただけます。

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